June, 2004

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ペソギンWindy City Series 1

6月26日(土)

ノートPCは復活したので、サイトの更新を再開しました。予告通りシャンバナ近郊のMLB球団紹介と、和菓子レシピも煉り切りを追加です。

またもや野球ネタですが、今週末と来週末はシカゴ同士の対決、 Windy City Series があります。「風の街」シカゴの別称に基づいているように、シカゴを本拠地とするカブスとホワイトソックスがリーグ間交流試合で、毎年6月から7月にかけて週末に3連戦ずつします。どちらの球場もシーズン前に完売してしまう超人気カードなので、もちろん私は大人しく?自宅で観戦です。

本拠地が同じことが逆にライバル意識を煽るのか、普段の試合でもカブスの球場そばでホワイトソックスをけなす文句をプリントしたTシャツを行商する兄ちゃんを見かけたりします。ところが今年はホワイトソックスが1ヶ月前から大々的に比較広告をテレビで流して盛り上げました。カブスの方が25年古いとはいえ、どちらも100年以上の歴史を持つ古豪のチーム。「奴らの最近のワールドチャンピオンは1907年、うちらはもっと最近で1917年」などと細かいところまで比較していて、「五十歩百歩やんか」とツッコミを入れたくなるような内容で笑っちゃいました。ちなみに締めのコピーは「おお〜、市長はうちらの方が好き」(笑) 他にもニューヨークやロサンジェルスなどで地元対決はあるのですが、このようなCMはシカゴだけだったようで、ESPNも面白がってこのCMを紹介していました。

今週末はホワイトソックスの球場。今日の試合は小刻みに点を取り合う面白い展開でした。8回表でカブスの人気選手サミー・ソーサの打席、一発ホームランが出たら逆転という盛り上がりで高津臣吾投手が登板したときは、両チームのファンが大声援。アナウンサーも "Next is, of course, Shingo!" と期待一杯でしたが、見事に応えて内野ゴロに仕留めました。9回表もそのまま投げて3セーブ目。満員の観衆の中、勝てて良かった良かった。テレビだけじゃやはり物足りないし、7月にようやく時間が取れそうなので、野球好きの友人達を誘って観戦に行こうと思います。

ペソギンBike

6月19日(土)

なんでだか私用の日本語ノートPCが不調です。うーん、寿命かなぁ。とりあえず、日記だけ研究室のパソコンで書いていますが、サイトの更新はしばらく止まりそうです。

今月はシャンバナを離れる人が多く、日本人会の役員として1年間ご一緒し、私と同じアパートに住んでいたAさんやYさん夫妻も引っ越されます。お二方とも無事MBAを取得され、再就職先も決まって目出度い限り。Aさんとは最後に鍋を囲んで再会を約した一方、Yさん夫妻からはムービングセールで中古自転車を譲って頂きました。古くてギアチェンジが一部効かないものの、なだらかな坂しかないシャンバナでは充分使えるものです。これで今年は自転車通勤を目指します! なんでいきなり自転車通勤かというと、体力不足をひしひしと感じ始めていたから。(笑) 週末に山などへ出かけようにもなかなか暇ができないので、今月末で大学の駐車場の契約が切れるのを契機に一発奮起しました。片道約3マイルの道のりですが、私のアパートからキャンパスまではだらだらの下り坂なので、行きは20分、帰りは30分ぐらい。雪が降るまでは日中自転車で往復し、駐車自由の夜は車で往復するつもりです。さて、効果の程は如何に?

ペソギンThe First Save-Point

6月12日(土)

6月に入るとすっかり暑くなり、日中も30度Cを越えるようになってきました。中西部ではトルネードが頻発しています。先月末にシャンペィン郡内にも出現したのですが、私の周辺では直撃は免れたものの、強風で研究室近くの街路樹が根こそぎ倒れて側の街灯や掲示板を壊してしまいました。根本の幹の直径が1メートルはある樹だったので驚きましたねぇ。樹は数日後に撤去されましたが、2週間経った今でも掲示板と街灯は壊れたままです。

今週中は当然のことですがレーガン元大統領の話題一色でした。後を追うようにして亡くなられたレイ・チャールズもクローズアップされて、2人が同時に映っている映像も流れました。アメリカの国葬は初めて見ましたが、儀式に終始軍人が付き添っていたり空砲を鳴らしたりして、軍事国家の色が全面に出ていましたね。軍事を支持していなかった大統領の場合でもこのようなスタイルを取るのでしょうか?(といっても、軍を動かさない大統領自体が居ないだろうから変更の必要はないのかも知れませんが…。)

レーガン氏で印象に残っているのは、やはり子供の頃にテレビで見た当時のソ連ゴルバチョフ書記長との会談シーンです。CNNの特集でも外交・対話能力に長けた人という面を強調していましたが、賛美一方ではなく、キューバを取材して人々が未だレーガン氏に対してネガティブな思いを持っている様子も報道しているのは感心しました。冷戦を終結して平和を…のはずが、未だに繰り返し戦争を起こすこの国。さて、今年の大統領選挙で方針が変えられるでしょうか?

このごろの週末は野球の試合をテレビで観戦しつつ家事をすることが多いです。(笑) シャンバナではローカル局や Fox Sports Net でシカゴやセントルイスの試合中継をしていますが、今日の観戦試合はシカゴ・ホワイトソックスのホームゲーム。高津臣吾投手がMLBで初セーブをマークしました!めでたい! 観客総立ちで応援する中、三者凡退の見事な投球。勝利の瞬間のガッツポーズとはち切れんばかりの笑顔には感動しましたねぇ。というのも、ホワイトソックスはシャンバナから一番近い球団で試合もテレビでよく見ているので、自然に高津投手の起用法の変化を追跡することができたからです。

今年前半のホワイトソックスは最終回に点を取られて負ける、というパターンが頻発していました。原因はクローザーであるコッチ投手の不調。どんどん調子が悪くなってきているようで、先週の対シアトル・マリナーズ戦では(日本でも中継されたことと思いますが)、打たれた上に押し出し四球で逆転負け…。これが決定的だったのか、今週から中継ぎに役割変更されてしまいました。一方、開幕当初は試験的な起用しかされていなかった高津投手は、徐々にマウンドに慣れてきたのか本領を発揮し始め、先月から8回での登板が定着。三者凡退を重ねる安定した投球でブルペンの中でもピカイチの防御率なので、クローザーへの抜擢も当然だったことでしょう。起用方法が変わっても仕事ぶりは変わらず、丁寧に投げて凡打に仕留める様は観客にとっても頼もしいですし、試合後のチームメイト達の祝福ぶりから信頼度も十分あることが伺えました。日本で好成績を残したとしても米国での活躍は未知数という評価の中、少しずつ着実に実績を重ねて信頼を勝ち得た高津投手の姿勢には学ぶべきものがあると思います。今後の活躍がとても楽しみですね。

というわけで、勢いに任せて野球観戦ガイドのページを作ってしまいました。(大笑) シカゴの2球団のみ、というシャンバナ地域限定の情報なので他の地域の方にとっては役に立たないと思いますが、野球好きな方の参考になれば幸いです。ついでにシャンバナ周辺の音楽演奏会情報のページも新たに作成中です。

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